文化の森の遊び人になりませんか。
紫の会会長 三輪 了啓
空気を切る笛の音に、重なる硬質な鼓の音、まろやかな太鼓の響き——。
波紋が広がるようにくぬぎ林の空気が変わり、感動に浸っている自分がいる。
「炎のイベント・窯炎と薪能」は19回を数えることになりました。よく続いたものだと思います。
この間日本屈指の伝統文化を守るため、多くの皆様にお世話になってきました。地元に由来する創作能「織部」の書き下ろしと公演、私利私欲を捨てた関係者の皆様の情熱に頭が下がりました。地元の私たちも更なる関心が持てたらと願っています。
小学校の子供たちが仕舞の練習をはじめ公演に花を添えてくれます。長田郷先生の往復100㎞を超えてのご指導に、その熱意に頭が下がります。
このイベントの今日があるのは、主催者である希代の陶芸家・林克次氏、甥の林伸也氏、能楽師の長田驍師、ご子息の長田郷師をはじめ多くの方々の芸術魂によるもので心より敬意を表します。とりわけ、多くの資金援助を頂く岡田文化財団様のご高配に深謝いたします。そして会場設営等多くのボランティアの皆様有難うございます。
「紫の会」会員を随時、募集しています。
会員は、薪能を鑑賞して頂くだけでなく、薬師山紫光窯を『文化の森』として、そこで「四季の自然を楽しむ森」「林克次氏や伸也夫妻の文化にふれる森」「さまざまな人と出会う森」の遊び人になって頂こうと思います。
●特 典:紫光窯の年間イベントにご招待します。
●年会費:3,000円
※詳しくはお問い合わせください。